【2026年版】長野県の平均年収は約479万円(全国20位)
長野県は精密機械・電子・情報機器が盛んで、全国平均(約527万円)を約48万円下回る水準です。主要産業・主要企業から、この地域で高年収を実現する道筋まで解説します。
長野県の平均年収と全国比較
長野県の平均年収は約479万円で、全国20位(甲信越)。全国平均の約527万円と比べると約48万円低く、「東洋のスイス」と呼ばれた精密機械の集積地。電子・情報機器メーカーの拠点が年収を押し上げます。
| 区分 | 平均年収 | 男性 | 女性 | 長野県との差 |
|---|---|---|---|---|
| 長野県 | 約479万円 | 約532万円 | 約385万円 | — |
| 全国平均 | 約527万円 | 約591万円 | 約419万円 | -48万円 |
※ 平均年収は厚生労働省「令和6年 賃金構造基本統計調査」(一般労働者・産業計・企業規模10人以上)の「きまって支給する現金給与額×12+年間賞与その他特別給与額」で換算した値です。フルタイム労働者が対象のため、パート・アルバイトを含む国税庁「民間給与実態統計調査」の平均(全国約478万円・令和6年分)より高めに出ます。実際の年収は職種・企業規模・経験により大きく異なります。
長野県の主要産業・主要企業
その地域で年収が高くなりやすいのは、大企業や成長産業の事業所が集まる分野です。長野県では次のような産業・企業が雇用と年収を支えています。
- 主要産業
- 精密機械・電子・情報機器
- 代表的な企業・事業所
- セイコーエプソン、ミネベアミツミ、オリンパス(辰野) など
- 主要都市
- 長野市・松本市
こうした基幹産業の大企業・その関連企業は、同じ職種でも全国平均より高い年収を提示する傾向があります。長野県で年収を上げたい場合、まずはこれらの強い産業の求人を軸に検討するのが近道です。
長野県の上場企業の平均年収(有報の実データ)
参考に、長野県に本社を置く主な上場企業が有価証券報告書で公表している平均年収です(従業員数の多い順)。県全体の平均だけでなく、実在企業の公式データで水準感をつかめます。
| 企業 | 平均年収 | 従業員数 |
|---|---|---|
| ミネベアミツミ株式会社 | 約785万円 | 4,946人 |
| キッセイ薬品工業株式会社 | 約798万円 | 1,297人 |
| 株式会社ミマキエンジニアリング | 約766万円 | 936人 |
| 株式会社マルイチ産商 | 約646万円 | 514人 |
| 株式会社共和コーポレーション | 約516万円 | 246人 |
| アルピコホールディングス株式会社 | 約553万円 | 45人 |
長野県の企業の年収ランキングをもっと見る →(出典:金融庁 EDINET「有価証券報告書」)
長野県の年代別・男女別の平均年収【厚労省 令和6年調査】
厚生労働省「令和6年 賃金構造基本統計調査」(一般労働者・月給×12+年間賞与で換算)によると、長野県の年代別の平均年収は、20代 約373万円(20代前半 約340万円・後半 約401万円)、30代 約462万円(前半 約444万円・後半 約479万円)、40代 約537万円(前半 約520万円・後半 約550万円)、50代 約568万円(前半 約566万円・後半 約570万円)、60代前半 約434万円です。全年齢では約479万円で、同じ基準の全国平均(約527万円)より48万円低く、47都道府県中20位です。全国との差は20代で最も小さく(-23万円)、50代で最も開きます(-53万円)。
年代別の平均年収(男女計・男性・女性)と全国順位
| 年代 | 男女計 | 男性 | 女性 | 全国(男女計) | 全国との差 | 47都道府県中 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 20代 | 約373万円 | 約386万円 | 約351万円 | 約396万円 | -23万円 | 20位 |
| 30代 | 約462万円 | 約505万円 | 約376万円 | 約510万円 | -48万円 | 22位 |
| 40代 | 約537万円 | 約610万円 | 約409万円 | 約589万円 | -52万円 | 18位 |
| 50代 | 約568万円 | 約661万円 | 約420万円 | 約621万円 | -53万円 | 19位 |
| 60代前半 | 約434万円 | 約472万円 | 約344万円 | 約484万円 | -50万円 | 26位 |
| 全年齢 | 約479万円 | 約532万円 | 約385万円 | 約527万円 | -48万円 | 20位 |
5歳刻みの詳細(月給・賞与の内訳)を見る
| 年齢階級 | 男女計 | 男性 | 女性 | 月給(千円) | 年間賞与(千円) | 全国(男女計) | 差 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 20〜24歳 | 約340万円 | 約352万円 | 約320万円 | 239.6 | 520.0 | 約347万円 | -7 |
| 25〜29歳 | 約401万円 | 約416万円 | 約377万円 | 274.5 | 716.4 | 約429万円 | -28 |
| 30〜34歳 | 約444万円 | 約476万円 | 約384万円 | 301.5 | 824.7 | 約484万円 | -40 |
| 35〜39歳 | 約479万円 | 約530万円 | 約368万円 | 324.1 | 897.8 | 約536万円 | -57 |
| 40〜44歳 | 約520万円 | 約588万円 | 約402万円 | 347.4 | 1,028.8 | 約572万円 | -52 |
| 45〜49歳 | 約550万円 | 約626万円 | 約414万円 | 363.8 | 1,130.0 | 約603万円 | -53 |
| 50〜54歳 | 約566万円 | 約661万円 | 約419万円 | 376.0 | 1,147.2 | 約615万円 | -49 |
| 55〜59歳 | 約570万円 | 約660万円 | 約421万円 | 377.7 | 1,164.1 | 約629万円 | -59 |
| 60〜64歳 | 約434万円 | 約472万円 | 約344万円 | 300.2 | 741.1 | 約484万円 | -50 |
企業規模別の平均年収(全年齢)
| 企業規模 | 男女計 | 男性 | 女性 | 全国(男女計) | 全国との差 |
|---|---|---|---|---|---|
| 企業規模計 | 約479万円 | 約532万円 | 約385万円 | 約527万円 | -48万円 |
| 1,000人以上 | 約556万円 | 約610万円 | 約442万円 | 約610万円 | -54万円 |
| 100〜999人 | 約487万円 | 約541万円 | 約392万円 | 約513万円 | -26万円 |
| 10〜99人 | 約401万円 | 約444万円 | 約334万円 | 約447万円 | -46万円 |
出典:厚生労働省「令和6年 賃金構造基本統計調査」 都道府県別第1表(産業計・企業規模10人以上の一般労働者)。年収は「きまって支給する現金給与額×12+年間賞与その他特別給与額」で換算した推計値。この表はフルタイム労働者が対象のため、パート・アルバイトを含む平均(本ページ冒頭の推計値や国税庁の民間給与実態統計)より高めに出ます。年代の値は5歳刻みの労働者数による加重平均。
全国の年代別の傾向は「年齢別・年代別の平均年収(20代〜50代)」、自分の年収が全国で上位何%かは「年収の分布と割合」で確認できます。
長野県の最低賃金【2026年度】
長野県の最低賃金(時間額)は、現在1,117円(令和8年度・10月2日発効)です。令和8年度の改定で+56円引き上げられました(改定前は1,061円)。全国47都道府県のうち第19位の水準です。
| 区分 | 時間額 | 発効 |
|---|---|---|
| 改定前(令和7年度) | 1,061円 | 2025年10月〜2026年10月2日 |
| 現在(令和8年度) | 1,117円 | 2026年10月2日〜 |
| 全国加重平均(令和8年度) | 1,177円 | — |
フルタイム(月173時間)で最低賃金額のまま働くと、月収の目安は約19.3万円です。他の都道府県の最低賃金や2026年度改定の動きは「全国47都道府県の最低賃金一覧」で確認できます。あなたの給与が最低賃金を満たしているかは、下のツールでその場で確認できます。
現在の給与(源泉徴収票の年収・月給・時給)を入れるだけ。登録不要で、最低賃金を満たしているか・相場と比べてどうかがわかります。
※ 最低賃金は実労働時間に対する時給で判定されます。本判定は入力した労働時間からの概算の目安です。下回る可能性がある場合は給与明細・就業規則や、お住まいの都道府県労働局にご確認ください。
長野県で高年収を狙うには
地域の平均に縛られず年収を上げるには、次の3点が有効です。
① 強い産業の求人を狙う:長野県なら精密機械・電子・情報機器の大企業・関連企業。② 自分の市場価値を把握する:現職の年収が相場より低ければ、それだけで転職メリットが生まれます。③ 企業の内情を事前に確認する:入社後のギャップを避けるため、口コミで残業・評価制度をチェック。
近隣の都道府県・関連記事
出典:厚生労働省「令和6年 賃金構造基本統計調査」都道府県別第1表(一般労働者・産業計・企業規模10人以上)。年収は「きまって支給する現金給与額×12+年間賞与その他特別給与額」で換算、前年比は令和5年調査の同じ換算値との比較です。企業・産業の記載は各社公表情報等に基づく代表例です。
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